この記事はこんな方のための記事です。
- 外部フィルターを2台設置のメリット・デメリットを知りたい
- サブフィルターとどちらがよいか迷っている
- もう1台外部フィルターを買おうか迷っている
外部フィルターは、もっともろ過能力が高いフィルターです。
しかし、水槽をサイズアップした時や、生体が増えた時など、ろ過能力をもう少しアップしたい場合もあります。
その場合、考えられる方法は次の3つです。
- 2台設置する
- サブフィルターを付ける
- 大きい外部フィルターに買い替えて1台だけ設置する
実際に私も「外部フィルターを2台設置すれば、ろ過能力がもっと上がるのでは?」と考え、設置してみたことがあります。
私の場合は大きめの外部フィルターを1台に買い替えて使用することにしました。
2台設置やサブフィルターのメリット・デメリットを比較した結果です。
私の場合は「買い替え」がよかったのですが、2台設置することのメリットや、サブフィルターのメリットも大いにあります。
ここでは、外部フィルターのろ過能力を上げたい方のために、2台設置やサブフィルター設置、さらには外部フィルター買い替えメリット・デメリットをくわしく解説していきます。
これを読めば、ご自分の水槽に合った方法を知ることができます。
外部フィルターを2台設置するメリット

まず、外部フィルターを2台設置することのメリットからお伝えします。
メリットは次の2点です。
- 水質が変化しづらくなる
- 水槽内の循環がよくなる
水質が急変しにくくなる
外部フィルターを2台設置することで、水質が大きく変わるのを防ぐことができます。
例えば、外部フィルターは3か月に1度ほど掃除をする方が多いです。
その際、ろ材に住み着いたバクテリアは減ってしまうので、水槽内の水質は大きく変化してしまいます。
しかし、1台ずつメンテナンスを行うことにより、片方のフィルターにはバクテリアが残ったままです。
掃除した後に調子を崩しやすくなりますからね。
掃除のときにも水質が大きく変わりすぎないので、生体や水草にとって負荷が少なくなります。
水槽内の循環がよくなる

外部フィルターを2台設置する場合、対角になるように設置することが多いです。
そうすると水流の死角がなくなります。
1台ではどうしても水の流れが弱いところが出てしまうのですが、2台設置ではそれを防ぐことができます。
水槽全体の循環がよくなることでろ過能力も上がるので、これは大きなメリットといえます。

外部フィルターを2台設置するデメリット

外部フィルターを2台設置するデメリットももちろんあります。それは次の通りです。
- メンテナンスの手間が2倍になる
- 設置スペースを取る
- 初期コストとランニングコストが高い
メンテナンスの手間が2倍になる
外部フィルター2台持ちになると、メンテナンスの手間が思った以上に増えます。
ろ材を洗うだけでなく、パイプやホースの掃除なども増えますので、こまめに掃除することが必要になります。
ごちゃごちゃした印象になる
こちらはサブフィルターを設置する時も同じですが、フィルター本体を設置するスペース必要になります。
キャビネット式の水槽台であればすっきりと入れられる場合が多いですが、扉がない水槽台だとごちゃごちゃした印象になってしまいます。
電源コードの配線も気になってしまいますよね。
さらに、吸水・排水パイプが合計4本になるので、水槽内もすっきりしない場合が多いでしょう。
初期コストとランニングコストが高い
サブフィルターは比較的安価ですが、外部フィルターを購入すると、初期費用がかかります。
また、電気代もかかるため、ランニングコストも増えてしまうことにも注意が必要です。
外部フィルター用サブフィルターを使うメリット
「サブフィルター」は、モーターは入っておらず、もう1台の外部フィルターにつなげて使うものです。

付けるのであればエーハイムのサブフィルターを使用することになります。
ここからは、サブフィルターを使用するメリットについてお伝えします。
- 初期費用を抑えてろ材スペースを増やせる
- 水槽内はすっきりする
初期費用を抑えてろ材スペースを増やせる

サブフィルターは、モーターが入っていない分、初期費用が安いことが特徴です。
例えば、エーハイム2213という大きさのフィルターで考えると、下記のようになります。
- 外部フィルター:16000円
- サブフィルター:7500円
サブフィルターだと約半額で抑えることができます。
現在のフィルターにプラスして、入れたいろ材がある場合には、検討してもよいでしょう。
水槽内はすっきりする
外部フィルター2台と違って、吸水・排水パイプは1つで収まります。
また、電源コードもないため比較的すっきりする場合が多いです。
ただ、やはり本体部分の体積は増えますので、収納は考えたほうがよさそうです。

外部フィルター用サブフィルターを使うデメリット
サブフィルターを使用するデメリットは次の通りです。
- 水流は弱くなりやすい
- メンテナンスの手間は増える
水流は弱くなりやすい

サブフィルターは「水流が落ちる」ことが最大のデメリットといえます。
外部フィルターのモーターで2台分のろ材に水を通さなければならないからです。
水流が弱くなることで、水槽内の循環が悪くなり、水が滞ってしまうところも出てしまう場合があります。
吸水・排水パイプの位置を工夫するなどして、水槽全体に水がいきわたるようにすることが必要です。

メンテナンスの手間は増える
外部フィルター2台と同様に、ろ材を洗うための手間は増えます。
パイプが少ない分、2台設置よりは手間がかからないですが、フィルターを取り外したりする手間は変わりません。
外部フィルターをサイズアップして1台で使うメリット

ここまで2台設置・サブフィルターの使用についてお伝えしました。
3つ目の選択肢として、大きめのサイズの外部フィルターに買い替え、1台だけ設置することが挙げられます。
ここでは、その場合のメリットをお伝えします。
設置やメンテナンスがシンプルになる

フィルターが1台で済むため、ホースや配管の本数が減り、設置スペースをコンパクトにまとめることができます。
特に、水槽台の収納スペースが限られている場合、フィルターを1台にすることで水槽周りがすっきりし、見た目もよくなります。
また、メンテナンス時の手間も大幅に軽減されます。
大容量の外部フィルター1台で運用すれば、掃除の頻度やメンテナンスの負担を抑えることができ、水槽管理をより手軽に続けられます。
ランニングコストを抑えられる

フィルターの購入費や電気代の面でもコストを抑えることができます。
外部フィルターを2台設置する場合、それぞれの機器の購入費用がかかるだけでなく、電気代も2台分発生します。
しかし、適切なサイズの大型フィルターを1台導入すれば、初期投資を抑えられるだけでなく、電気代の節約にもつながります。
数年間使うものなので、出費が増えるのは痛いですね。
長期的に見たときに、1台運用のほうがトータルコストを安く抑えられるため、経済的です。
ちなみに私は、60cm水槽で「90cm水槽まで対応できるもの」を使用しています。
外部フィルターをサイズアップして1台で使うデメリット

大型の外部フィルターを使用することにも、もちろんデメリットがあります。
メンテナンス後は調子を崩しやすい
フィルターを掃除するとろ材に住み着いてたバクテリアが減ってしまいます。
一気にいなくなってしまうということはありませんが、どうしても減ってしまうことは確かです。
バクテリアが減ると、水の透明度が下がったり、臭いがする場合もあります。
1台に頼っていると、そのようなデメリットもあります。
水流が強すぎる場合がある
大型の外部フィルターを使用すると、ろ過能力は上がるのですが、その分水流が強すぎてしまう場合があります。
適度な水流は必要ですが、強すぎる場合は魚に取ってストレスになります。
特にグッピーやベタなどヒレが大きい魚は強り水流を好まないのでよくありません。
その場合は、ナチュラルフローパイプやガラスパイプなどを使用して水流を和らげてあげるのがよいでしょう。

2台設置 or サブフィルターはどんな場合に向いている?

外部フィルターを2台設置するか、サブフィルターにするかは、水槽によって変わります。
ここでは、それぞれのケースについて詳しく解説します。
外部フィルター2台設置が向いているケース
2台設置に向いているケースは次の通りです。
- 90cm以上で多くの魚を飼育する場合
- 故障のリスクを減らしたい場合
大型水槽(90cm以上)で多くの魚を飼育する場合
90cm以上の大型水槽では、水量が多いため、1台のフィルターではろ過能力が不足することがあります。
特に、エンゼルフィッシュやディスカス、体が大きめの魚を飼育する場合は、2台設置することで安定した水質を維持しやすくなります。
1台が故障した際のリスクを減らしたい場合

1台のフィルターに依存していると、万が一フィルターが故障したときに一気に水質が悪化してしまいます。
しかし、2台設置しておけば、一方が止まってももう一方が機能するため、水質の急変を防ぐことができます。
サブフィルターが向いているケース
サブフィルターが向いているケースは次の通りです。
- 追加したいろ材がある場合
- 水流を弱めたい場合
- コストを抑えたい場合
追加したいろ材がある場合
水流はともかく、とりあえずろ材だけを追加したい場合はサブフィルターが向いています。
例えば「軟水にしたいからそのためのろ材を追加したい」「臭いを消すために活性炭入りのろ材を追加したい」などの場合です。
これらの目的がしっかりとしている場合は、サブフィルターを追加するだけでよいでしょう。

水流をあまり強くしたくない場合
水流が強いことで水槽内の循環はよくなりますが、「水流を弱めたい」という場合もあります。
魚が常に水流に逆らっているように泳いでいる場合などは、サブフィルターを追加することで水流を弱めることができます。
ろ過能力を向上させつつ、コストを抑えたい場合

どうしてもコストを抑えたい場合にもサブフィルターは重宝します。
特に水槽用品は高いものが多いので、少しでも初期費用を抑えていくことも大切です。
大型の外部フィルター1台で使用するのが向いているケース
外部フィルターを1台だけ設置するのがよい場合は次の通りです。
- メンテナンスの手間を減らしたい場合
- 水槽回りをスッキリさせたい場合
メンテナンスの手間を減らしたい場合
ただでさえフィルター掃除は時間がかかります。
さらにもう1台あったり、サブフィルターがあったりすると余計に腰が重くなります。
2台あることでメンテナンスのやる気がなくなってしまう方には、1台だけの設置がおすすめです。
水槽回りをスッキリさせたい場合
とにかくこちゃごちゃしているのが嫌いな方にも1台設置をおすすめします。
私はこのタイプです。
シンプルなほうが水槽全体の見た目もいいことが多いです。
多少費用がかかってもごちゃごちゃしたくないという方には1台の設置がおすすめです。
まとめ 外部フィルターは大きめのモノ1台で十分!
ここまでをまとめます。
- 90cm水槽以上であれば2台設置もあり。
- ただし、メンテナンスやコストを考える必要あり
- サブフィルターは水流が弱くなるので、あまりおすすめしない
- 大きめのモノ1台で稼働させればろ過能力は十分
90cm以上で、水槽内をよく循環させたい場合には2台設置がおすすめです。
ただ、メンテナンスは大変になりますので、設置した後のことも考える必要があります。
個人的には、1台でも十分なことが多いので大きめのものを購入するのがおすすめです。
こちらの記事では、ろ過能力の高い外部フィルターを紹介していますので、参考にしてみてください。



