この記事はこんな方のための記事です。
- 水槽のろ過能力をアップさせたい
- サブフィルターのメリット・デメリットを知りたい
- サブフィルターに入れるろ材を知りたい
水槽を管理していると、なかなか水がキレイにならないことがあります。
そんな時は「ろ過能力がもう少し高いフィルターにしたいなぁ」と思うことがあります。
ろ過能力が低いフィルターでは、キレイな水槽は作れませんからね。
そんな時に、役に立つのが「サブフィルター」です。
サブフィルターを接続するとろ材容量が増えるため、コスパよくろ過能力を上げることができます。

この記事では、サブフィルターを買おうか迷っている方のために、サブフィルターのメリット・デメリットや、おすすめのろ材について解説します。

サブフィルターって何?

まず、サブフィルターが何かを分からない方のために簡単にお伝えします。
すでに分かっている方は読み飛ばしてくださいね。
外部フィルターに接続する補助用のフィルター
サブフィルターは、外部フィルターに接続して使用するフィルターです。

水流を起こすためのモーターはついていないので、単体では使用することはできません。
「ろ材を入れるスペース」を増やすということが目的のものだということを知っておいてください。
エーハイムのものが主流

サブフィルターは主に「エーハイム」から発売されています。
エーハイムは「外部フィルターの元祖」ともいえる企業なので、信頼性が高くユーザーが多いです。
他社の外部フィルターも接続できる
エーハイムから発売されているのですが「テトラ」や「GEX」など他社メーカーの外部フィルターとも接続することもできます。
ただし、ホースの内径が同じかどうかは確認しておくとよいでしょう。
違うホース径のものを接続するものも売っているので、そちらを使用してもよいでしょう。
外部フィルター用サブフィルターを使うメリット
ここからは、サブフィルターを使用するメリットについてお伝えします。
- 初期費用を抑えてろ材スペースを増やせる
- 水槽内はすっきりする
- 急激な水質の変化を防げる
初期費用を抑えてろ材スペースを増やせる

サブフィルターは、モーターが入っていない分、初期費用が安いことが特徴です。
例えば、エーハイム2213という大きさのフィルターで考えると、下記のようになります。
- 外部フィルター:16000円
- サブフィルター:7500円
サブフィルターだと約半額で抑えることができます。
現在のフィルターにプラスして、入れたいろ材がある場合には、検討してもよいでしょう。
水槽内はすっきりする
外部フィルター2台と違って、吸水・排水パイプは1つで収まります。
また、電源コードもないため比較的すっきりする場合が多いです。
ただ、やはり本体部分の体積は増えますので、収納は考えたほうがよさそうです。

急激な水質の変化を防げる

外部フィルター1台の場合、掃除などをすると水質が変化してしまうことが多いです。
理由はろ材に住み着いている「バクテリア」が減ってしまうからです。
バクテリアが減ってしまうと水の臭いが出てしまったり、コケが生えやすくなったりします。
しかし、サブフィルターがある場合は1台ずつ交互に掃除をし、そのリスクを分散することができます。
掃除をしていないほうのフィルターには、しっかりとバクテリアがいるため、急激な水質の変化を防ぐことができるのです。
外部フィルター用サブフィルターを使うデメリット
サブフィルターを使用するデメリットは次の通りです。
- 水流は弱くなりやすい
- メンテナンスの手間は増える
水流は弱くなりやすい

サブフィルターは「水流が落ちる」ことが最大のデメリットといえます。
外部フィルターのモーターで2台分のろ材に水を通さなければならないからです。
水流が弱くなることで、水槽内の循環が悪くなり、水が滞ってしまうところも出てしまう場合があります。
吸水・排水パイプの位置を工夫するなどして、水槽全体に水がいきわたるようにすることが必要です。

メンテナンスの手間は増える

フィルターが2つになりますので、当然メンテナンスの手間が増えます。
フィルター内部の掃除はもちろん、つないでいるホースやろ材の交換などは必要になります。
そのため、メンテナンスの手間は増えてしまいます。
もし、メンテナンスの手間を増やしたくないという方は、ろ過能力の高い大きめのフィルターに買い替えるほうがよいでしょう。
外部フィルターとサブフィルターの組み合わせ方

自分が持っている外部フィルターに対して、どのサブフィルターを付ければよいかと迷っている方もいるでほう。
そんな方のために、組み合わせ方や「これがおすすめ」というものを選んでみました。
ぜひ参考にしてみてください。
一回り小さいサブフィルターを付ける

基本的には、主力となる外部フィルターに対して、容量が小さめのサブフィルターを付けるほうがよいでしょう。
そうでないと、水流を保てないですからね。
例えば「エーハイム2213」を使用している方にはサブフィルターでは一回り小さい「サブフィルター2211」を付けるとバランスがよいでしょう。
エーハイムを例にした組み合わせ
エーハイム公式サイトでは、このような組み合わせをおすすめしています。

他社の外部フィルターとは、どのように組み合わせればよいかという点ですが、対応できる水槽のサイズで考えると分かりやすいでしょう。
例えば「60~90cm水槽対応」の外部フィルターには「45~60cm水槽対応」のサブフィルターを付けるような感じです。
サブフィルター | サブフィルター 2211
![]() | サブフィルター 2213 ![]() | サブフィルター 2215 ![]() | サブフィルター 2217 ![]() |
水槽サイズ の目安 | ~45㎝ | 45~75cm | 60~90cm | 90~150cm |
ろ材容量 | 1L | 3L | 4L | 6L |
価格 | 4100円 | 7400円 | 7600円 | 9800円 |
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サブフィルターに入れるおすすめろ材や順番

サブフィルターを買ったはいいけれど、どのろ材を入れればよいかわからないこともあります。
ここでは、サブフィルターに入れるおすすめのろ材や、組み合わせ方についてお伝えします。
生物ろ過をメインに
基本的には、生物ろ材をメインに入れていきましょう。
「生物ろ材」はバクテリアを増やすことを目的としたろ材です。
生物ろ材を入れることで水の透明度が上がりますし、ニオイなどもなくなります。
目に見えるゴミをとるよりも、水質を良くすることを優先させていきましょう。
化学ろ材を入れるのもアリ

生物ろ材をメインに、化学ろ材をプラスしていくのもいいでしょう。
化学ろ材は、例えば次のようなものです。
- 水の臭いや濁りを吸着させる活性炭やゼオライト
- 水を軟水にするためのリバースグレインソフト
メインフィルターには容量が足りなくて入れられない化学ろ材をプラスすることで、自分が目指す水質に近づけることができます。
目が詰まりにくいものを入れる

サブフィルターにはできるだけ目詰まりしないろ材を入れるほうがよいでしょう。
ただでさえサブフィルターをつけると水流が弱くなるので、さらに目詰まりしてしまうとさらに水流がなくなってしまいます。
「ウールマット」や「目の細かいスポンジろ材」は特に目詰まりしやすいので、できるだけ避けるようにしましょう。
おすすめのろ材の組み合わせ

では、サブフィルターには何を入れればよいのでしょうか。
初心者の方に向けて、組み合わせの例を作成してみました。
①エーハイメック➕活性炭
②エーハイメック➕リバースグレインソフト
③サブストラットプロのみ
④エーハイメックのみ
リングろ材のエーハイメックか、ボールろ材のサブストラットプロ
を多めに入れるのがおすすめです。
水草育成にはエーハイメックとリバースグレインソフトがおすすめです。
化学ろ材が入らない方は、リングろ材かボールろ材のみを入れればいいでしょう。

水流を落とさないために気を付けること

ここでは、サブフィルターで水流が落ちないように気をつけることをお伝えします。
ホースの曲がらないように短く設置
これはどのフィルターでも同じですが、ホースはできるだけ曲がらないようにし、必要最低限の長さにするのがいいです。
2つフィルターがある場合は、水が通る距離が長くなりがちですね。
ホースが長いとたるんだりするので、水流が落ちやすいです。
また、ホースが長いと抵抗も大きくなりますので、できるだけ短めに、必要最低限を計算して設置しましょう。
3ヶ月に1度掃除をする

「外部フィルターの掃除はいつするのか」と迷う方もいらっしゃいますが、私は最低でも3ヶ月に1度くらいは行うとよいと思っています。
ウールマットなどは捨てて、新しいものに交換するだけでかなり水量は復活します。
その際、メインフィルターとサブフィルターを同時に掃除せず、1ヶ月くらい空けて交互に行ってください。
そうすることで、バクテリアを急激に減らすのを防ぐことができます。
サブフィルターがいらない人

ここまではサブフィルターを使用する際の注意点などについてお伝えしました。
ただ、必ずしもサブフィルターが必要でない場合や、使用しない方が良い場合もあります。
すでに大きめの外部フィルターを使用している人

例えば、60センチ水槽に「60〜90cm水槽用」の外部フィルターをつけている場合、ろ過能力は足りている場合が多いです。
もしそのような大きめな外部フィルターを使用していて、水質が良くない場合は生体の数やエサの回数を見直した方がよさそうです。
つまり、サブフィルターをつけなくても大きめの外部フィルターに買い直した方が簡単なこともあるのです。
水槽回りをごちゃごちゃさせたくない人

サブフィルターはどうしても収納に困ります。
ホースなどがごちゃごちゃしてしまいますし、水槽まわりがシンプルになりません。
そのため、インテリアとして見えるところに水槽がある場合は、サブフィルターがないほうがスッキリしておしゃれに見えます。
見た目の問題を考えると1台にしたほうがよい場合も多いです
メンテナンスが面倒な人

メンテナンスが面倒でしかたがないという方にはサブフィルターはおすすめしません。
フィルターのろ材を洗ったり、ホースの掃除もあり、手間が増えるからです。
手間が増えても、コスパよくろ材を増やしたいという方であれば大丈夫です。
まとめ

ここまでをまとめます。
- サブフィルターはコスパよくろ材を増やせる。
- 水流は悪くなる。
- 生物ろ材➕化学ろ材がおすすめ。
- 大きめの外部フィルターに買い替える方が楽な場合もある。
サブフィルターをうまく使えればコスパよくろ材を増やして水質をよくすることができます。
また、メンテナンスが面倒な人には買い替えの検討をしてもよいかもしれません。
こちらでは、ろ過能力が高い順に外部フィルターを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


