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【おすすめの油膜取り】エーハイムスキマー350を徹底レビュー!~ユマクリアとの比較もあり~

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この記事はこんな方のための記事です。

  • 水槽の油膜が消えなくて困っている
  • すぐにでも油膜をなくす方法を知りたい


水槽を管理すると出てくる悩みの1つが油膜です。

見た目が汚くきれいにするのも大変です。

熱帯魚水槽歴12年以上になる筆者も、以前は油膜に悩まされていました。

しかし現在は油膜取りを使用しているので、いつもきれいな水槽を眺めることができています。

そこで、この記事では油膜に悩んでいる方に向けておすすめする油膜取りについて紹介します。

結論からお伝えすると、油膜取りにはスキマーを使用するのがもっとも有効です。

この記事では、おすすめの油膜取り「エーハイム スキマー350」の特徴や他社製品とのちがいについて解説します!

この記事を読めば、いつでもキラキラした水面にすることができますよ。

エーハイムスキマー350の特徴

ここでは、筆者が使用してよかったエーハイムスキマー350についてお伝えします!

エーハイム スキマー350の特徴は以下の通りです。

  • 油膜をとる速度が速い。
  • 流量が調整できる。
  • 30~90cm水槽まで対応している。
  • 値段は3000円程度。
  • 稚魚・エビ吸い込み防止のキャップ付き。


一方、もう少し改善してほしいところは以下の通りです。

  • コードが固く、扱いづらい。
  • キャップによって吸い込みが悪くなることがある。


全体としてみると、満足感の高い商品です。ここからは実際に使用した感想などをお伝えします。

エーハイムスキマー350の油膜取り能力は高い

エーハイム スキマー350は1時間に最大260L(50Hz)、300L(60HZ)の水の流量があります。

これは同じ油膜取りの「ユマクリア」(コトブキ工芸)と比較しても多いです。

スキマー350
(エーハイム)
最大260L(50Hz)
最大300L(60Hz)
ユマクリア
(コトブキ工芸)
180L(50Hz)
178L(60Hz)
※「1分で3.0L(50Hz)・3.3L(60Hz)と記載」
エーハイム公式コトブキ工芸公式HPから引用

水の流量が多いということは、水面を吸い込む力が強いということですので、油膜取りの能力としては高いことが分かります。

実際に導入した動画がこちらです。

かなりの勢いで油膜を吸い取っているのがわかります。

これを見ているだけでもかなり気持ちいいです。

水面が泡立ち、結構ひどい油膜でしたが、この後5分もかからずに水面はきれいになりました。

電源を入れて放置しておけば、いつでも水面がきれいになるのですからメンテナンスの手間や時間も少なくなります。

エーハイムスキマー350の外観や付属品

私はAmazonで購入し、次の日には届きました。

ショップには置いていないところもありますので、通販のほうが簡単に手に入ります

入っていたのは、本体とキスゴム(吸盤)3つ、吸い込み防止用のキャップ、説明書です。

吸い込み防止用のキャップは、以前は付属していませんでしたが「小さい生き物を吸い込んでしまう」というユーザーの声をもとに、付属するようになりました。

中には、粗目のスポンジが入っています。吸い込んだ水面の水をこちらでろ過し、きれいにします。

こちらは汚くなったら洗えばよく、こちらのスポンジだけでも売っていますので、新しいものに交換するのも簡単です。

キッチン用のスポンジや、ウールマットなどでも代用できそうなのがよいです。

穴にキスゴムを付けていくのですが、これがなかなか大変でした。細いピンセットを使用して、無理やり中に押し込んだような感じです。

掃除のときに外してきれいにするのは難しいかもしれません。続いて、吸い込み口を付けていきます。

こちらはゆるく差し込んでいるだけで、上下します。蒸発によって水面が上下しても自動的に対応してくれます。

この部分は3cm上下動します。

吸い込み口は、このように大きく開いています。しかし、キャップがあるので、ここをふさぐことができます。

キャップはただ載せているだけなので、簡単に取り外しができます。

準備ができたので、水槽にくっつけていきます。

こちらをご覧いただくと分かるのですが、コードが下から出ています。これを曲げて水面から出さないといけないので、コードが目立ってしまいます。

また、コードが太く固いので、少し扱いづらさを感じます。

ユマクリア(コトブキ工芸)との比較

油膜取りとして「エーハイムスキマー350」と同じく人気が高いのがコトブキ工芸の「ユマクリア」です。

どちらを購入しようか迷っている方もいらっしゃると思いますので、ユマクリアとの比較をしていきます。

名称エーハイム スキマー350
ユマクリア
メーカーエーハイムコトブキ工芸
流量最大260L/h(50Hz)
最大300L/h(60Hz)
180L
「1分間で3.0L」と記載
値段約3000円約1700円
サイズ5.5 x 4 x 13.2cm4.5x 4×12cm
流量の調整できるできない
Amazonの評価3.8(評価数120)4.0(評価数178)
対応水位3cm上下する5cm上下する
Amazonで見るアマゾンで見るアマゾンで見る
楽天で見る楽天で見る楽天で見る
※価格は変動します。詳しくはAmazon・楽天のリンクからご確認ください。


「エーハイムスキマー350」は、ユマクリアと比べて油膜取りの能力が高いことが特徴です。

また、流量を調節できる機能があるので、油膜の出方や水槽のサイズによって流量を変更することができます。

値段が安く、導入しやすいのがユマクリアです。流量がそこまで必要ない小型水槽であれば、ユマクリアを購入するのがよいでしょう。

スキマー350とユマクリアの口コミ

エーハイムスキマー350とユマクリアのAmazon・楽天などの口コミをまとました。

どちらの商品もやはりメリット・デメリットがありますので、ご覧ください。

スキマー350の口コミ

エーハイムスキマー350の口コミをまとめました。

  • ほぼ無音で気になりません。
  • すぐに油膜が取れて便利です。
  • 45㎝水槽には水流が強く感じます。
  • キャップなしだと小さい魚が吸い込まれてしまいます。
  • コードが固いので本体が傾いてしまいます。


45㎝水槽より小さい水槽には、水流がやや強いようです。

コードが固いのは、どうしようもありませんので、目立たないところに通すしかなさそうです。

キャップについては最近になって吸い込み防止キャップが付属したので、問題はなさそうです。

こちらはAmazon・楽天を参考に作成しています。すべてを見たい方はこちらからご覧ください。
エーハイム スキマ350のレビューはこちら(Amazon)≪ 
エーハイムスキマー350のレビューはこちら(楽天)

ユマクリア(コトブキ工芸)の口コミ

ユマクリア(コトブキ工芸)の口コミです。

  • 値段は安いが、油膜はしっかり吸い込んでくれます。
  • 中のスポンジはマメに掃除をしたほうがいいです。
  • オレンジ色の部品がやや目立ってしまいます。
  • 吸盤が弱く、すぐに外れてしまいます。


値段は安いものの、満足感が高いコメントが多いです。

オレンジ色の部品が目立ってしまうことや、吸盤が外れやすいことなどが挙げられています。

吸盤については、ガラス面をしっかりと掃除してからくっつけるなど、慎重に行ったほうがよさそうです。

こちらはAmazon・楽天を参考に作成しています。すべてを見たい方はこちらからご覧ください。
ユマクリアのレビューはこちら(Amazon)≪ 
ユマクリアのレビューはこちら(楽天)

エーハイムスキマー350はこんな人におすすめ

エーハイムスキマー350は、60cm以上の水槽をお持ちの方や、水面の油膜の状態がかなり気になる方におすすめです。

私は60cmの水槽を管理していて、さらに水面の気泡が消えないほど油膜が出ていましたので、エーハイムスキマーを選びました。

エーハイム350がおすすめ

・60cm以上の水槽をお持ちの方
・水面に気泡が残るくらい油膜がひどい方
・流量を常に調整したい方


ユマクリアはこんな方におすすめ

45㎝水槽をお持ちの方や、30㎝以下の小型水槽をお持ちの方は、流量もそこまで必要ではありませんので、値段が安い「ユマクリア」をおすすめします。

ユマクリアがおすすめ

・45㎝以下の水槽をお持ちの方
・できるだけお金をかけたくない方


スキマーを使用することで簡単に油膜がなくなる

ここまでをまとめます。

  • 60㎝水槽以上の方はスキマー350がおすすめ。
  • 45㎝水槽以下で、価格を抑えたい方はユマクリアがおすすめ。

どちらもスキマーとしては優秀なので、油膜に悩んでいる方にはおすすめです。

参考にしていただければと思います。