トラブル・コケ対策

水槽の水垢を耐水ペーパー(紙ヤスリ)できれいにする方法を紹介!実際の効果や注意点についても解説!

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この記事はこんな方のための記事です。

  • 水槽の白い水垢が固まっていてとれない
  • 水垢をきれいに取る方法を知りたい
  • 耐水ペーパーでガラス水槽に傷が付かないかを知りたい


長い間水槽を管理していると、炭酸カルシウムが固まってしまい水槽が白く汚れてしまいます。

メラミンスポンジなどで擦ってもなかなか落ちないので困りますよね。

クエン酸など酸性のもので落とすとよいのですが、魚が入っている状態では使えないので悩みます。

熱帯魚水槽歴13年になる私も、できるだけこまめに掃除をしても取れないこの汚れに困っていました。

そこで今回は、耐水ペーパー(紙ヤスリ)を使用し、ガラスを磨いてみることにしましたので、その結果をお伝えしていきます。

お忙しい方のために、まずは結論からお伝えします。

「完璧には落とせないけれど、9割くらいはきれいになる」といった感じでした。

この記事では、耐水ペーパーを使用する際の注意点や、使ってみた効果などについて詳しく説明していきます。

これを読めばお金をかけずに水槽の水垢をきれいにすることができますよ。

白い水垢は炭酸カルシウム

水槽のガラスにこびりついている白い水垢の正体は、主に炭酸カルシウムです。

水道水に含まれるカルシウムが、水が蒸発することによってガラス面にこびりついてしまうのです。

このカルシウムはアルカリ性の物質なので、酸性のもので反応させることで溶かすことができます。

空の水槽であれば酸性のもので落とせる

炭酸カルシウムは酸性のクエン酸やお酢を使うことで溶かすことができます。

もっと強いものでいればトイレ用のサンポールなどです。

酸性の溶液をガラスに塗り、しばらく置いてから拭き取ると、白い汚れがきれいに落ちます。

しかし、酸性の物質は魚や水草にダメージを与える可能性があるため、慎重に使う必要があります。

生体がいる水槽には使えない

酸性のものが水槽の水に入らなければいいのですが、完全に入れないというのは難しいです。

少量のクエン酸くらいであれば、そこまで大きな問題にはならないですが、できるだけ入れたくないですよね。

そのため、生体がいる水槽では別の方法で水垢を取り除く必要があると考えます。

耐水ペーパーを使用して水垢を落とす

酸性の溶液が使えない場合、耐水ペーパーを使って物理的に水垢をこすり落とす方法があります。

耐水ペーパーとは

耐水ペーパーは、通常の紙やすりと似ていますが、水を使いながら研磨できるように作られたペーパーです。

ガラスの表面を磨くことで、固まった水垢を削り取ることができます。

粒度が細かい耐水ペーパーを選ぶことで、ガラスに傷を付けずに磨くことが可能です。

傷が付く可能性はゼロではない

耐水ペーパーを使う際のデメリットとしては、ガラスに傷が付く可能性がゼロではないことです。

特に、粒度が粗いペーパーを使うとガラスに傷を付けるリスクが高まります。

また、作業が手間で、時間がかかることもデメリットといえるでしょう。

耐水ペーパーを使用してみた結果

実際に耐水ペーパーを使ってみた感じや、注意点について解説していきます。

3000番の耐水ペーパーを購入

近くにホームセンターがなかったため、Amazonで耐水ペーパーを購入してみました。

今回は、鏡のうろこ取りなどに使われるという2000番という粗さのペーパーを購入しました。

本当は四角いものがよかったのですが、間違えて丸いものを購入してしまいました。

水につけながら擦ってみる

水をつけて擦っていきます。

この時に、必ず水をたっぷりつけてください。また、あまり力を入れすぎずに擦ると傷が付きづらいと思います。

はじめは「シャカシャカ」という音がするのですが、落ちてくると音がしなくなってきます。

水槽の4面を行うのにも、15分くらいで終わりました。

水につけないと傷が付く

水の付け方が足りなかったところが、うっすらと傷が付いてしまいました。

写真ではよくわからないかもしれませんが、こすり傷がついています・・・。

しっかりと水を付けて、やさしく擦るようにしましょう。

落ちることは落ちるが少し残る

また、遠目に見ると白いものは落ちましたが、近くで目をこらしてみると少し残っています。

こちらは、リセットした時に酸性のもので落とせるようにしていきます。

まとめ

ここまでをまとめます。

  • 耐水ペーパーは水垢を9割落とせる。
  • しかし、完全には落とせない。
  • ガラスに傷がつく可能性はある


初めて耐水ペーパーで磨いてみましたが、そこそこ満足の結果となりました。

酸性のもので水質が変化してしまうこともないため、安心です。

傷が付く可能性もありますので、参考にしていただければと思います。

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