熱帯魚育成

グッピーとネオンテトラは一緒に飼える?混泳させる時の注意点やそれぞれの違いについて解説!

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この記事はこんな方のための記事です。

  • グッピーとネオンテトラを一緒に飼えるか知りたい
  • 一緒に飼う時の注意点が知りたい
  • どちらを飼おうか迷っている


グッピーとネオンテトラは、どちらも初心者におすすめの熱帯魚です。

色合いも鮮やかで価格も安く、丈夫なことから人気があります。

グッピー
ネオンテトラ

しかし、初心者の方の中には「一緒に飼うことはできるの?」「どちらにしようか迷っている」という方もいるでしょう。

熱帯魚水槽13年になる私も、以前は混泳できるのかわからず迷いました。

「混泳」は同じ水槽で飼うことです。

現在では、一緒に飼う時の注意点などについてわかってきたため、安心して熱帯魚の飼育ができています。

そこでこの記事では、初心者の方に向けてグッピーとネオンテトラは一緒に飼えるのか、片方だけであればどちらがおすすめかをお伝えします。

まずは結論からお伝えします

  • グッピーネオンテトラは混泳できる
  • 一緒に飼うなら同じ数ずつがよい
  • できれば45㎝以上の大きめの水槽で
  • どちらかといえばネオンテトラがおすすめ

それではくわしく解説していきます。

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グッピーとネオンテトラは混泳できる

グッピーとネオンテトラは混泳することができます。

どちらも穏やかな魚なので、攻撃することもほぼありません。

私も一緒に飼っていたこともありますが、追いかけ回すこともありませんでした。

できれば45㎝水槽以上で飼育を

混泳させるためには、ある程度の大きめの水槽で飼うのが望ましいです。

45㎝水槽くらいであれば、どちらもゆったりと泳ぐことができるのでおすすめです。

置くところがない方は30㎝キューブ水槽もおすすめです。

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水温は24~26℃を保つ

グッピーとネオンテトラはどちらも熱帯魚なので、水を温めるヒーターが必要です。

どちらも快適に過ごせる温度としては、、およそ24~26℃を目安にするとよいでしょう。

もっとも価格が安いオートヒーターでも、最初から「26℃」になるように設定されています。

細かく水温を設定する必要もないので、基本的にはオートヒーターで十分です。

おすすめの安いヒーターはこちらでご確認ください。

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同じ水槽で何匹飼えるのか

それでは、自分の水槽に何匹入れられるのか確認をしておきましょう。

水槽ごとに飼える小型熱帯魚の数は下の通りです。

大きさ水量飼える
熱帯魚の数
30㎝水槽30×18×24cm約11L8匹~10匹
30㎝
キューブ水槽
30×30×30㎝約25L10~20匹
45㎝水槽45×24×30㎝約40L20~25匹
60㎝
スリム
水槽
60×20×25cm約27L10~20匹
60㎝水槽60×30×36㎝約60L30~50匹

本来はもう少し多めに飼うことも可能です。

ただ、水が汚れやすくなり管理が難しくなりますので、少なめに飼うのがおすすめです。

また、両方を飼う場合は同じ数ずつ飼うのがバランスがいいです。

理由は後ほど説明します。

ネオンテトラとグッピーの泳ぎ方の違い

ネオンテトラは群れでまとまって泳ぐ魚です。

5~10匹程度入れてあげると、群泳するので見ていてきれいですし、ネオンテトラの醍醐味を味わうことができます。

ネオンテトラは主に水槽の中間を泳ぐ魚です。

一方グッピーは単独でひらひらと泳ぎます。

水槽の中でも上部にいることもありますが、水槽を広く泳ぐのでネオンテトラとジャマし合うこともありません。

グッピーとネオンテトラの混泳で注意するポイント

グッピーとネオンテトラは混泳できますが、以下の注意点を抑えておくと、より安心して一緒に飼うことができます。

どちらかが追いかけまわす時の対策

ほとんどありませんが、もしどちらかが、もう一方を追いかけまわす状況になった場合は次のように対策をしましょう。

  • 大きい水槽にする
  • 飼育する数を同じにする


できればお互いのスペースが確保できるように大きい水槽にしてあげましょう。

60㎝水槽もあれば最高ですが、45㎝水槽でも数によっては問題ないでしょう。

また、数の差が多い場合や、片方が1匹になってしまうと攻撃されることが多いです。

そのため、できれば同じくらいの数を飼うほうがお互いに安心して過ごすことができます。

ネオンテトラがグッピーを食べる?

ネオンテトラがグッピーの大人を食べることはありませんが、グッピーの稚魚や小さな魚は食べられてしまうことがあります。

ネオンテトラの口は大きくないですが、稚魚は口に入ってしまいます。

グッピーの繁殖を楽しみたいのであれば、少し工夫が必要です。

グッピーの稚魚を食べられないようにするために

グッピーの稚魚を食べられないのようするためには、大きく分けて2つの方法があります。

  • 稚魚をサテライトに移す
  • 水草などの隠れ家を用意する

サテライトに稚魚を移す

サテライトは、水槽のフチなどに引っ掛けて魚を隔離するものです。

お腹が大きくなったグッピーを隔離することで、稚魚を食べられないようにすることができます。

生まれてから1か月くらい立てば、口に入らない大きさになりますので、水槽に戻してあげることができます。

稚魚の育て方や隔離の方法についてはこちらの記事でくわしく解説していますのでご覧ください。

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水草で隠れ家をつくる

水草を植えることで稚魚が隠れることができ、食べられることが少なくなります。

おすすめの水草はアヌビアスナナミクロソリウムカボンバなど強いライトが必要なくても育つものがおすすめです。

水草を入れることで、見た目にも美しくなりますので、ぜひ入れてみてください。

ネオンテトラとグッピーどっちを選ぶべき?

水槽スペースの関係で、グッピーとネオンテトラのどちらを選ばなくてはならない方もいるでしょう。

それぞれに魅力がありますが、飼育目的や好みに応じて選ぶと良いです。

初心者にはどちらもおすすめできる

結論からお伝えすると、初心者の方にはどちらもおすすめできます。

どちらも、温和な性格で丈夫なので飼いやすいと思います。

見た目で気に入ったほうを飼えばよいと思いますが、もう少し補足して選び方を説明していきます。

繁殖させたいかどうかで選ぶ

もし繁殖に挑戦したいなら、グッピーが向いています。

オスとメスを一緒に飼うだけで、頻繁に繁殖が行われます。

一方、ネオンテトラの繁殖は難しく、初心者の方が行うことはほぼ無理でしょう。

稚魚が生まれると嬉しい気持ちになりますし、家族がいる場合には、子どもが見て喜ぶことが多いです。

ただし、オスとメスを飼育していると、「増えすぎてしまう」という場合もあります。

繁殖はしたくない場合には、オスだけを選ぶとよいでしょう。

群れで泳ぐきれいなネオンテトラ

ネオンテトラは群れで泳ぐことが多いため、水槽の中でも大変見ばえがします。

ネオンテトラが水槽にいるだけでかなりおしゃれな印象になりますので、水槽のキレイさを求めていく方にはネオンテトラがおすすめです。

グッピー・ネオンテトラのどちらとも混泳できる魚

グッピーやネオンテトラは、基本的にどの熱帯魚とも混泳させることができます。

ここでは、どちらとも混泳できる魚などについてお伝えします。

混泳できるおもな熱帯魚

どちらとも混泳できるのは主に次のような仲間です。

  • カラシンの仲間(「○○テトラ」など小さい魚)
  • プラティの仲間
  • コリドラスの仲間
  • エビの仲間


逆に混泳できないものは次の通りです。

  • 大型魚
  • エンゼルフィッシュ
  • ベタ
  • スマトラなど


こちらは同じ種類の仲間や、単体で飼うことが推奨されている魚です。

グッピーやネオンテトラに限らず、混泳させないようにしましょう。

おすすめの混泳相手

名称価格特徴Amazon楽天


ラミーノーズ
テトラ
100~200円赤い頭と白黒のヒレがきれいな魚。群泳もする。アマゾンで見る楽天で見る

ラスボラ
エスペイ
150~250円オレンジ色の体で群泳するおしゃれな魚。アマゾンで見る楽天で見る

ファイヤー
テトラ
100~250円別名レッドテトラ
青のネオンテトラと、赤色の混泳は見栄えがよい。
アマゾンで見る楽天で見る



チェリーバルブ
200~250円ピンク色がキレイな鯉の仲間。丈夫で穏やか。アマゾンで見る楽天で見る

ゴールデン
プリステラ
150~200円黄色の体と独特の泳ぎ方でかわいい魚。アマゾンで見る楽天で見る

ミッキーマウス
プラティ
200~250円子どもがよろこぶミッキーのマーク。繁殖も可能。アマゾンで見る楽天で見る

ブラックモーリー
150~250円黒い体で見栄えがするモーリーの仲間。水面の油膜を食べてくれる。アマゾンで見る楽天で見る

コリドラス
パンダ
350~500円床底の食べ残しを食べてくれるお掃除屋さん。見た目もかわいい。アマゾンで見る楽天で見る

アカヒレ
90円~150円パイロットフィッシュとしておなじみの鯉の仲間。アマゾンで見る楽天で見る
※価格は変動します。現在の価格についてはAmazon・楽天のリンクからご確認ください。


こちらは価格も安く、初心者でも飼いやすい熱帯魚になっています。

私も混泳させていたことがありますので、問題なく飼育できます。

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エビとの混泳もできる

グッピーやネオンテトラは、エビの仲間とも混泳可能です。

特にミナミヌマエビヤマトヌマエビは、コケの掃除役としても活躍します。

ただし、エビの稚魚は食べられてしまうことがあるため、十分な隠れ家を用意しましょう。

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稚エビの場合は隠れ家を用意する

稚エビがいる場合、水草などを隠れられる場所をたくさん作ってあげると良いです。

これにより、他の魚に見つかりにくくなり、稚エビが安全に育つことができます。

エビを飼育している方は、ウィローモスなどを使っている方が多いです。

また、石や流木の隙間も良い隠れ場所となるので、水槽内にいくつか配置しておくと良いでしょう。

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グッピーとネオンテトラを健康で飼うために

グッピーとネオンテトラを長く元気に飼育するためには、水槽の管理や日々のケアが重要です。

以下のポイントを守ることで、両方の魚が快適に過ごせます。

魚が多い場合はろ過能力の高いフィルターを

魚の数が多くなると、フンやエサの食べ残しなどが増え、水質が悪化しやすくなります。

そのため、ろ過能力の高いフィルターを使うことが重要です。

もっともろ過能力が高い外部フィルターや、価格のわりに能力が高い「外掛けフィルター」などを使用するとよいでしょう。

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エサは2日に1回程度で大丈夫

グッピーやネオンテトラにエサを与える頻度は、2日に1回で十分です。

エサを与えすぎると、水質が悪化しやすくなり、病気の原因になります。

また、エサは少量ずつ与え、魚が食べ残さないように注意しましょう。

エサが水槽に残ると、水質が悪くなるだけでなく、ろ過フィルターにも負担をかけてしまいます。

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まとめ

ここまでをまとめます。

  • グッピーとネオンテトラは混泳できる
  • できれば45㎝以上の水槽がおすすめ
  • 繁殖をさせたいならグッピー
  • 群れで泳ぐのはネオンテトラ
  • どちらも他の魚とも混泳させやすい


初心者の方には、どちらもおすすめできる熱帯魚です。

それぞれによさがありますし、迷っているのであれば一緒に飼っても構いません。

こんかいお伝えしたポイントが、参考になれば嬉しいです。

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