この記事はこんな方のための記事です。
- 水草がきれいに育たず困っている
- Chihiros WRGBⅡ60の使い心地を知りたい
- Chihiros WRGBⅡ60と他のライトの違いを知りたい
水草をきれいに育てるために必要な条件はライト(照明)の性能が高いことです。
いくら長い時間点けていても、ライトが悪ければ水草は育ちませんし、枯れてしまうこともあります。
水草水槽歴12年以上になる私も、以前は水草がうまく育たず試行錯誤を繰り返しました。
しかし、照明を「Chihiros(チヒロズ)」に替えたことで、水草の育成に悩むことは少なくなりました。
そこで、この記事では60cm水槽用「ChihirosWRGBⅡ60」のレビューや他のライトとの比較をしていきます。
この記事を読めば、CihirosWRGBⅡ60が自分に合うライトなのかを判断することができます。
コスパの良いおすすめのライトはこちらからご覧ください。
ChihirosWRGBⅡ60の特徴
水草が育ちやすい圧倒的な光量
ChihirosWRGBⅡ60の最大の特徴は「4500lm(ルーメン)」という圧倒的な光量です。
通常60cm水槽であれば3000lmもあれば十分と言われているところ、そのおよそ1.5倍です。
これで育たない水草はないといっても過言ではありません。
特に赤系水草をきれいに育てたいのであれば、より光量の強いライトが必要になります。
「赤系水草がきれいな赤色になるのは、強い光から身を守るためだ」と言われています。
Chihiros WRGB60は強い光で、よりきれいな赤色に仕上げてくれます。
アプリによる時間設定ができる
通常、水草水槽では昼の一定時間だけ照明を点け、夜間は消します。
しかし、仕事をしていると帰りが遅くなることもあり、手動では点灯時間が不規則になります。
点灯時間を規則的に行うには、タイマー使うことになりますが、これがまた見栄えがよくありません。
chihirosのライトはアプリで点灯・消灯時間を簡単に管理することができます。
そのため、タイマーを使用することがなくなります。
アプリのダウンロードと設定は10分程度で終わります。
光量や時間の調整も直感的に行いやすいアプリです。
シーンに合わせた調光機能が付いている
マニュアルで赤・緑・青の割合を調節することができます。
これによって水槽を自分好みの色合いに変えることができます。
また、モードボタンを押せばそれぞれの水槽に合った設定を選ぶことができます。
- Red(赤系の水草を強調する)
- Green(水草の緑を強調する)
- Buce(ブセのような陰性水草に適した光)
- Fish(魚中心の水槽に適した光)
- Shrimp(エビ水槽に適した光)
- All(赤・青・緑すべての光を100%にする)
「赤系水草」「魚」など、水槽の中で際立たせたいものを光によって強調することができるのでおすすめです。
自然に近い 段階的な点灯・消灯ができる
点灯・消灯の際には、徐々に明るく・暗くなるように設定することができます。
段階的に明るくなることのメリットは何かあるの?
徐々に点灯・消灯させるメリットは2つです。
- 魚の飛び出しを減らす
- 自然観の演出
1つ目は、魚が水槽の外に飛び出す可能性が低くなることです。
RGBライトは、かなりの明るさがあるため、急に点灯すると魚が驚きバタバタと動き始めてしまいます。
この時、ガラス蓋が付いていないと勢い余って水槽の外に飛び出してしまうことがあります。
確かに点灯時には落ち着きがなくなるね。
Chihirosでは、そのような事故が少なくなることが1つのメリットです。
また、自然観を演出できるという点ももう1つのメリットといえます。
ChihirosWRGBⅡ60おすすめの設定
光量は75~80%で設定する
100%で設定すると明るくてきれいなのですが、それに伴ってコケが生えやすくなります。
水草は育つし、熱帯魚の色は映えるけれどもコケを取るための手間も増えてしまいます。
そこで、光量を75%~80%に設定することをおすすめします。
1年以上使用してきて、75%程度が最もコケが生えずに、水草が育つということがわかりました。
少し弱めに設定しておいて、水草の勢いがよくなってきたら強くしていくのがよいでしょう。
バランスがよいのは赤・青・緑が同じ割合
先ほどもお伝えした通り「様々なモード」がありますが、基本的には赤・青・緑を同じ割合にするのがおすすめです。
一番白くきれいな光が水槽を照らし、太陽光のように感じられるからです。
ただしこれは好みの問題や「何を中心とした水槽」なのかにもよるので、ぜひお好みのモードを見つけてみてください。
chihiros wrgbⅡ60と他メーカーとの比較
ここでは、明るさに定評がある製品との比較をしていきます。
名称 | Chihiros WRGBⅡ 60 ブラック | ADA ソーラーRGB | ADA アクアスカイ RGB60 | アクロ TRIANGLE LED VIVID 600 |
明るさ lm(ルーメン) | 4500lm | 3,000〜3,500lm | (lmでの記載なし) | 3450lm |
値段 | 約28000円 | 約75000円 | 約39000円 | 約15000円 |
通販 | できる | できない | できない | できる |
寿命 | 30000時間 | 30000時間 | 30000時間 | 記載なし |
公式サイト | Raboc公式へ | ADA公式サイトへ | ADA公式サイトへ | charm公式サイトへ |
60cm水槽では、およそ3000lm(ルーメン)の光が必要とされています。そう考えると、どの製品も問題ありません。
問題は価格です。
- Chihiros WRGBⅡ60:約28000円
- ADA ソーラーRGB:約75000円
- ADAアクアスカイ RGB60:約39000円
- アクロ TRIANGLE LED VIVID 600:約15000円
比較すると、もっとも安いのはチャームの「アクロ TRIANGLE LED VIVID600」です。
約15000円と比較的手を出しやすいです。
「Chihiros WRGBⅡ60」はスマホで管理できたり、細かく光のバランスを設定できる点で「アクロ TRIANGLE LED VIVID600」よりも機能的には優れています。
ライトの光を調整することはないよ。
という方は「アクロ TRIANGLE LED VIVID600」も十分におすすめできます。
chihiros wrgbⅡ60 SLIM(スリム)PRO(プロ)との比較
chihirosシリーズには、レギュラータイプに加え、SLIM(スリム)とPRO(プロ)があります。
スリム・プロタイプと比較した結果はこのようになりました。それぞれ特徴がありますので、解説します。
Chihiros WRGBⅡ60 SLIM(スリム)
Chihiros WRGBⅡ60 SLIM(スリム)はChihiros WRGBⅡ 60のコンパクトサイズです。
スリムの特徴は次の通りです。
- 値段が安価であり、購入しやすい
- 光量(全光束)でいうとやや物足りない
60㎝水槽では、水草を育てるためには3000lm(ルーメン)の明るさが必要とされています。
Chihiros WRGBⅡ60 SLIM(スリム)は2400㏐とやや物足りないです。
陰性水草メインで育成する場合や、熱帯魚メインで「水草は重要視しない」という方にはおすすめです。
※取り扱いが少ないため、Amazonなどで品切れになっている場合があります。
Chihiros WRGBⅡ60 PRO(プロ)
Chihiros WRGBⅡ60PRO(プロ)は、通常のChihiros WRGBⅡ60の上位機種です。
プロの特徴は以下の通りです。
- 光量は圧倒的に多い。
- whiteチップが追加。水槽がきれいに見える。
- 高価である。
光量は6630㏐と圧倒的です。ここまで明るいライトはないくらいです。
また、プロはホワイトのチップが追加されており、より自然な色合いを出せるようになっています。
ただ、プロは値段も高く、オーバースペック(高すぎる性能)な感があります。
90㎝水槽などで使用するとちょうどよいでしょう。
まとめ
以上Chihiros wrgb ライトのよさをお伝えしました。
ここまでをまとめます。
- どんな水草も育てられる圧倒的な光量がある
- アプリによる時間ができる
- 水槽を好みの色合いにできる
わたしは、Chihirsのライトを使用したことで、水草の育成が容易に、さらに楽しくなりました。
価格はやや高めでしたが、5年使うことを考えると、1か月400円で使用し続けられる計算になります。
それできれいな水草を毎日眺められるのであれば安いものだと私は考えています。