熱帯魚の管理で必要な水槽用ヒーターですが、時にはヒーターを使えない場合や使いたくない場合があります。
例えば次のような時です。
- 急に故障してしまって、予備がない
- 電気代をかけたくない
- 水槽のレイアウトとして目立たせたくない
熱帯魚水槽歴12年以上になる私も、ヒーターが壊れていて水が冷たくなっているのに気づいて焦ったことがあります。
また、レイアウトするときにヒーターがジャマになり「何か代わりになるものはないかな」といくつかの方法を試してみました。
そこでこの記事では、ヒーターを使わずに水槽を保温する方法をいくつかご紹介します。
ヒーターなしでの飼育を推奨するものではありませんので、ご了承ください。
ちなみに私がおすすめするコスパ最強のヒーターはこちらです。
エアコンで温度管理をする
もっとも安全なのは、エアコンで室温を上げて管理することです。
水槽がたくさんある熱帯魚ショップではこのような管理の仕方をしているところもあります。
冬場なども暖房を入れておいて、室温が下がりすぎない状況を作れば熱帯魚が死んでしまうことはないでしょう。
ただし、水槽が1~2個など少ない場合には、ヒーターを入れるよりも電気代がかかってしまいます。
ペットボトルにお湯を入れて浮かべる
ペットボトルにお湯を入れて、水槽に浮かべて保温する方法もあります。
この場合は、60~70度程度のお湯をペットボトルに入れて水面に浮かべておくとよいでしょう。
保温効果が高いので、2Lなど大きめのペットボトルを入れておくのがよいでしょう。
ペットボトルを入れる時、水槽の水がこぼれてしまうことがありますので、あらかじめ水を少し抜いておくとよいでしょう。
使い捨てカイロで温める
使い捨てカイロを水槽に貼っておくという手もあります。
こちらは、カイロをいくつか貼っておかないとあまり効果はありません。
カイロを直接水槽に入れるにはやめましょう。
下処理などが必要になったり、水質の変化が起こってしまうことがあります。
ダイソーには水槽用ヒーターはない
金銭的なことを考えて、「できるだけ安いヒーターを」と考える方もいるでしょう。
すぐに思い浮かぶのは100円ショップです。
様々な水槽用品を売っているダイソーですが、ヒーターは売っていません。
他の100円ショップにも見当たりませんでした。
熱帯魚を飼育する場合には、ヒーターは必要不可欠なので、安いものでもいいので専用の物を購入してください。
テトラのミニヒーターは値段も安く、使用している方も多いのでおすすめです!
30㎝水槽用であれば1200円程度で購入することができます。
ヒーターを目立たせたくない場合
ヒーターを目立たせたくない場合の方法は3つです。
- ヒーターを隠す場所を作る
- インラインヒーターを使用する
ヒーターを隠す場所を作る
目立たせたくない場合は、ヒーターを隠す場所をあらかじめ作っておくこともできます。
中には、ヒーターを隠すための商品も売られていますし、水草水槽であればソイルで隠すこともできます。
ヒーターカバーを作成し、隠す方法は【水槽のヒーターを隠す方法を解説!~目立たない位置やコーナーカバーの作り方~】で詳しく解説していますのでご覧ください。
インラインヒーターを使用する
インラインヒーターは、外部フィルターのホースの中間につなぎ、通った水を温めてくれるヒーターのことです。
水槽台の中など、見えないところに隠すことができるためもっともヒーターが目立たない方法です。
しかし、導入するために費用が掛かることや、外部フィルターを使用していることが必須といったデメリットもあります。
おすすめのインラインヒーターは「Quaford インラインヒーター 外部式 ヒーター 300W 」です。
まとめ:安いヒーターでもいいから早めに購入を
ここまでをまとめます。
- 故障時の応急処置方法はいくつかある
- 熱帯魚育成にヒーターは必要
- 安くていいものもある
- 目出せない方法もいくつかある
ヒーターを使用することで、手間もかからなくなりますし、結果的に費用もそこまでかかりません。
故障してしまった方は、最低限のものでもよいのですぐにヒーターを購入するようにしましょう。
安くておすすめのヒーターはこちらでご確認ください。
Amazonや楽天で購入した場合は、届くまで応急処置をしていきましょう。