この記事はこんな方のための記事です。
- 「水中葉」「水上葉」の違いを知りたい。
- どちらを購入すればよいか迷っている。
「水中葉(すいちゅうよう)」と「水上葉(すいじょうよう)」は水草の育ち方の違いです。
水中葉はその名の通り水中で育つための形、水上葉は通常の植物と同じように、陸で育つための形です。
この記事では、水草水槽歴12年以上になる私が、水草の水中葉・水上葉のちがいについて詳しく説明します。
始めは読み方すら難しいですよね。
これを読めば購入の時に迷ったり、どのように育てればよいかがわかるようになりますよ。
「水中葉」と「水上葉」の違いって何?
ここでは、水中葉と水上葉の違いについて詳しく解説します。
「水草」と聞くと、水中でしか育つことができないと思っている方も多いと思います。
しかし、水草も、ヒマワリやアサガオと同じように陸で育てることができるものもあります。
例えば、水草でおなじみのショートヘアーグラスですが、水中では、黄緑色で柔らかく、黄緑色の葉っぱになります。
一方で、水中ではなく土に植えて屋外で育て場合、固く濃い緑色の葉になります。
このように、それぞれの環境に合った葉を出して、適応した形が水中葉と水上葉です。
売っている水草は「水中葉」?「水上葉」?
上の写真のように、密閉されてカップなどで売られているものは「水中葉」のものがほとんどです。
「水の中で育っていないのになぜ水中葉なの?」と思う方もいるかもしれません。
水中で育っていなくても、湿度がたっぷりの状態で育つと水中と同じように育つことがあるのです。
「水中葉」と「水上葉」どちらを買えばいいの?
水槽に入れるのであれば、「水中葉」を買うことをおすすめします。そのほうが、早く水槽の中で育ってくれることが多いです。
水上葉を買ってもよいですが、水中葉に変化(新しく葉を出す)までに少し時間がかかります。
ただ、値段としては、水上葉のほうが安いので、値段を抑えたいのであれば水上葉でも問題ありません。
それぞれの
以上「水中葉」と「水上葉」のちがいについてお伝えしました。
初心者であれば、初めから「水中葉」を買うのがおすすめです。
水上葉に比べ、水中葉は少し値段は高くなることがありますが、コケまみれになって枯れてしまうよりはよっぽどいいでしょう。
ぜひ、水草を買うときの参考にしてみてください!
ではまたお会いしましょう!