この記事はこんな方のための記事です。
- 水槽回りが配線でごちゃごちゃしている
- できるだけ配線を隠してすっきりさせる方法を知りたい
ライトやフィルター、エアーポンプなど水槽は多くのコンセントを使用します。
せっかくおしゃれできれいな水槽を作っても、配線がごちゃごちゃでは台無しになってしまいます。
ほこりが溜まってしまうこともあり、火災の危険性も出てきます。
そこでこの記事では、水槽回りの配線をできるだけスッキリまとめる方法や、おすすめのアイテムを紹介します。
これを読めば、配線に悩まずすっきりとした水槽を眺めることができるようになりますよ。
まずは結論からお伝えします!
- スマートプラグを使用する
- コンセントボックスを使用する
- バックスクリーンでの目隠しも有効
- まとめすぎるとメンテナンスが面倒に
それではくわしくお伝えします。
スマートプラグを使用してすっきりさせる
まずおすすめするのは「スマートプラグを使用すること」です。
スマートプラグを利用するメリットは次の通りです。
- タコ足配線を防げる
- 見た目がすっきりする
- 時間管理が簡単になる
タコ足配線を防げる
壁のコンセントからたくさんの電源を取ろうとするとこのようになってしまいます。
このようにたくさんの方向に配線が出ていると、まとめづらいですし、見た目もすっきりしません。
スマートプラグを使用することで、見た目がスッキリし配線もまとめやすくなります。
アプリで時間管理もできる
スマートプラグはスマホで簡単にON/OFFができる点が水槽管理には向いています。
例えば、水槽掃除のときにフィルターとヒーターのコンセントをわざわざ抜くのは面倒です。
しかし、スマートプラグであればスマホでぽちっと押すだけでOFFにすることができます。
また、ライトやCo2の添加時間など時間でON/OFFを管理するとよいものがたくさんあります。
アナログタイプのタイマーもありますが、すっきりさせるという観点ではおすすめできません。
アナログタイマーは目立ってしまうんですよね。
スマートプラグのデメリット
スマートプラグは配線をスッキリさせてくれますが、デメリットもあります。
それは「停電になったときにOFFになってしまう」ことです。
冬場など、電気を使いすぎてしまったときにはブレーカーが落ちてしまいます。
復旧した時、スマートプラグ本体の電源は落ちたままなので、勝手に復旧はしてくれません。
自分で主電源を押して、ONにする必要があります。
家族がいる場合には、自分が出かけているときにブレーカーが落ちてしまう場合があります。
その時には、フィルターやヒーターも止まってしまうことがあるので、家族などに伝えてONにしてもらうようにしてください。
一人暮らしの場合は、自分がいない時に停電になる心配はないので大丈夫です。
おすすめのスマートプラグ
私は今まで5つくらいスマートプラグを使用してきましたが、現在はこちらのスマートプラグを使用しています。
私が以前使用していた安めなものは半年程度で壊れてしまったので、ある程度の価格があるものを使用しています。
コンセントボックスを使用してさらにすっきり
コンセントボックスを使用することで、さらに配線を隠し、水槽回りをおしゃれにすることができます。
中がごちゃごちゃになっていても、ボックスに入れるだけでスッキリするので簡単です。
また、すっきりさせる以外にもコンセントボックスを使用するメリットはあります。
- ほこりがたまるのを防げる
- 水がかからないので安心
ほこりがたまるのを防げる
ほこりが溜まるとそこから火が出て火災につながる恐れがあります。
また、コンセントの隙間にたまったほこりを掃除するのは面倒です。
コンセントボックスを使用することでほこりがたまるのを防ぎ、掃除もかなり楽になります。
水がかからないので安全
水槽回りでは、水が垂れたりすることは日常茶飯事です。
コンセントに水がかかってしまうのは危ないので、対策をする必要があります。
もちろん、これ以外にも対策をするほうが安全ですが、コンセントボックスの使用により安全性を高めることもできます。
私はこのLサイズを使用しています。
コンセントボックスのデメリット
ボックスを使用するデメリットはほぼないのですが、しいて言うなら「フタを外すのが面倒」ということでしょうか。
数か月に1回は、フィルターを取り外して洗う必要があります。
その際は、どうしてもコンセントを抜かなくてはなりません。
コンセントボックスがあると、いちいち蓋を外してからコンセントを抜かなくてはなりません。
毎日やるものでもないので、そこまで気にしなくていいかもしれません。
バックスクリーンによる目隠しも有効
コンセントの部分だけでなく、コードを見えないようにすることも大切です。
たとえば、バックスクリーンを貼らないと、このように配線が見えてしまいます。
これを防ぐために、水槽のバックスクリーンを利用して見えなくすることも有効です。
濃い色のバックスクリーンであれば見えない
青や黒などのバックスクリーンを貼ることで、後ろの配線を隠すことができます。
ただ、暗い印象になってしまうので、注意が必要です。
スモークタイプでも意外と見えづらい
暗くなるのが嫌な場合は、スモークタイプのバックスクリーンもおすすめです。
光が入って明るいですが、配線などは気にならなくなるので、明るい水槽が好きな方にはおすすめです。
余裕があればライトスクリーンを
もし資金に余裕があれば、ライトスクリーンを使用してみましょう。
ライトスクリーンはスクリーン自体から光を発するので、水槽全体をきれいに照らしてくれます。
価格は高いですが、おしゃれ度がぐっとアップします。
さらに、ライトスクリーンは水槽の背後の配線を完全に隠すことができるので、かなりすっきりとした印象になります。
配線で気を付けること
ここまでお伝えしてきたことのほかにも、配線で気を付けるとよいことがあります。
同じ方向からコードが出るようにする
ライトやフィルターなどは、モノによってコードが出ているところが左右で違います。
その場合、コードが出ている方向がばらばらだと、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。
そのため、できる限りコードが出ている方向を一方向にすることをおすすめします。
取り外ししやすいようにする
配線はできる限りまとめたいのですが、まとめすぎるのも考えものです。
例えば、コードをひとまとめにする結束バンドなどを使ってしまうと、メンテナンスの時に取り外しが面倒になります。
フィルターなどは2か月に1回位は掃除をしたいので、できる限りすぐに外せるようにしておきましょう。
外すのが手間だとメンテナンスをしなくなり、結果水槽がどんどん汚れていってしまいます。
ヒーターやエアレーションを目立たせない方法
水槽をスッキリさせたい方は、配線だけでなく水槽内もできるだけキレイにしたいと考えますよね。
そこでおまけとしてヒーターやエアレーションを目立たせなくする方法についても合わせてお伝えします。
ヒーターカバーを作成する
ヒーターが目立ってしまう場合には、水槽の立ち上げ時にあらかじめカバーを作成する方法もあります。
そうすることで、ヒーターが視界に入らなくなり、水槽がスッキリして見えます。
ヒーターカバーの作り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
水草で見えないようにする
背の高い水草や、茂みになる水草を植えて、そこにヒーターやエアレーションを隠してしまうこともできます。
初心者でも育てやすい水草はこちらの記事で紹介しています。
まとめ
ここまでをまとめます。
- スマートプラグとコンセントボックスでスッキリ!
- バックスクリーンがあるとさらにすっきりする。
- まとめすぎると、メンテナンスが面倒に
- 水槽内のヒーターも隠すといい
スマートプラグとコンセントボックスを組わせるだけで、かなり水槽回りはすっきりします。
バックスクリーンは好みがありますので、お好みのものを選んでみてください。
配線をすっきりさせて、水槽を眺める時間を楽しみにしてみてくださいね。