この記事はこんな方のための記事です。
- コスパのよいライトを買いたい。
- しっかり比較してから買いたい。
- 水草がしっかり育つライトを買いたい。
水草育成にもっとも重要なのがライトです。
他にどれだけお金をかけてもライトが悪ければ水草は育ちません。
水草水槽歴12年になる私も、以前はそれがわからずに水草をいくつもダメにしてしまいました。
しかし、現在ではライトを替えたことで水草がきれいに育っています。
そこでこの記事では、水草育成用ライトについて商品の比較や特徴、コスパのよいおすすめのライトをお伝えします。
これがわかれば失敗なくライトを選び、きれいに水草を育てることができます。
すぐにおすすめの60cm用ライトを知りたい方は【水草育成用 60cm水槽用ライトおすすめ5選】へお進みください。
60cm用ライトの選び方
一言で「60cm水槽用ライト」といっても、数が多すぎて何を買えばよいかわかりません。
ここでは、ライトの選び方や比べ方についてお伝えします。
まずは結論からお伝えします。
- 水草育成には2500lm(ルーメン)以上の明るさがあるものを選ぶ。
- 赤系水草・前景草を育てるなら3000lm以上あるものがおすすめ。
- 熱帯魚のみは1000~2000lm程度で十分明るい。
「水草育成」と「熱帯魚のみ」では選び方がちがう
ライトを購入する際、「本格的に水草をしっかり育てたい」のか「熱帯魚のみ・陰性水草メイン」なのかによって選び方は異なります。
水草を育成するのであれば、明るさがないと育ちません。
一方熱帯魚のみであれば、そこまでの明るさは必要なく、1000~2000lm程度のもので十分です。
一般的に水草育成用はやや価格が高いです。ただライトは最も大切なものなので初期投資は必要です。
「水草育成」には光量が2500lm(ルーメン)以上を選ぶ
ライトの性能を表す数値は主に次の3つです。
- lm(ルーメン):光束→ライトから出る光の量
- k(ケルビン):色温度→光の色を表す
- lx(ルクス):照度→照らされる側の明るさ
この中で重視するのはlm(ルーメン)とk(ケルビン)です。
lm(ルーメン)は、ライトから出る光の量を表す単位です。基本的にはライトを選ぶときにはこちらを重視します。
水草育成用には2500lm以上のものをおすすめします。
また、赤系水草や前景草をしっかり育てたい方は3000lmあると安心です。
k(ケルビン)は色合いを表しています。
ケルビンの数値が高いほど白や青色の寒色の光になり、低いとオレンジのような暖色の光になります。
部屋用のライトでも暖色と寒色のライトがありますよね。
水槽用のライトは白に近いほうがきれいに見えますので、できればk(ケルビン)も高いほうがいいです。
水草育成には「赤と青」の波長が多いものを選ぶ
植物が育つために必要なのは「赤・青の波長の光」であるといわれています。
光の量があっても、赤と青の波長の光がないと水草は育ちませんので、こちらも確認するようにします。
今回紹介しているライトはどれも赤・青の波長が高いものです。
熱帯魚のみの場合はコスパ重視で
水草を育成せず、熱帯魚のみの場合はコスパ重視で考えましょう。
ただし、あまりにも暗いものは熱帯魚の色も映えませんので、ある程度の明るさは必要でしょう。
1000~2000lm(ルーメン)のものを選べば、暗いと感じることはないでしょう。
【水草育成用】60cm水槽用ライトおすすめ5選
ここでは、水草育成におすすめの60cm水槽用ライトをお伝えします。
なお、今回は2500lm(ルーメン)以上の明るさをもつ水草育成用のライトを5つに絞って紹介していきます。
なお、赤系水草の色をしっかり出したい方や、確実に水草の絨毯を作りたい方は3000lm以上のものをおすすめします。
結論からお伝えすると「アクロ TRIANGLE LED VIVID 600」がおすすめです。
3000lm以上の明るさと白色のキレイな光、価格のバランスを考えると、初心者からベテランまで誰にでも扱いやすい製品だからです。
各商品・メーカーの比較
名称 | コトブキ kotobuki フラットLED ツイン 600 | アクロ TRIANGLE LED GROW 600 | アクロ OVAL LED 600 BRIGHT | アクロ TRIANGLE LED VIVID 600 | Chihiros LED WRGB2 60 ブラック |
メーカー | コトブキ | チャーム | チャーム | チャーム | Chhiros |
価格 | 11000円 | 9000円 | 6900円 | 13000円 | 25000円 |
lm(ルーメン) 光束 | 2550lm | 3000lm | 3250lm | 3450lm | 4500lm |
k(ケルビン) 色温度 | 9200K | 7200K | 7300K | 19500K相当 (参考値) | 記載なし |
消費電力 | 34W (2灯点灯時) | 29.4W | 20.1W | 29.4W | 67W |
LEDチップ | 記載なし | 33個 | 白26個 | 60個 | 60pcs |
特徴 | ・スイッチで色切り替え可能 ・フレーム有水槽も〇 | ・リフトアップ用ワイヤー付き | ・吊り下げ× ・コスパよし | ・フレームレス水槽のみ | ・アプリで調光、時間管理できる |
Amazon | アマゾンで見る | アマゾンで見る | アマゾンで見る | アマゾンで見る | |
楽天 | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る | 楽天で見る |
コトブキ kotobuki フラットLED ツイン 600
「コトブキ kotobuki フラットLED ツイン 600」の特徴は次の通りです。
- ・色温度(K)が高いため、白くきれいな光
- ・フレームがある水槽でも付けられる
- ・スイッチでホワイト・ブルー・レッドの切り替え可能
- ・成長しやすい水草を育てるならおすすめ
色温度が9200Kなので、きれいな白色の光が水槽内を照らしてくれます。
また、スイッチによってブルーレッドなどの色合いを変えることもできます。
本体も薄く平らなため、水槽の上に置いていても目立たないのが特徴です。
アマゾンや楽天の主な口コミは次の通りです。
・「パールグラスの光合成が活発になりました!」
・「60cmの水草育成には十分です」
・「2年くらいで壊れてしまいました・・・」
基本的には明るさに満足している口コミが多いです。
2~3年程度で壊れてしまったという口コミも1~2件見られました。
ただ、どのライトでも使用の仕方によっては2~3年でダメになってしまう場合がありますので、この製品に限ったことではないです。
満足しているユーザーが圧倒的に多いです。
フラットツインの明るさは2500lmで、パールグラスなど育ちやすい水草を育てるのには十分です。
陰性水草などがメインの水槽にはちょうどいい明るさです。
アクロ TRIANGLE LED GROW 600
熱帯魚やペット用品を扱う通販サイト「チャーム」さんのアクロシリーズです。
アクロ TRIANGLE LED GROW 600の特徴は以下の通りです。
- ・1万円以内のコスパ最強商品
- ・リフトアップ用のワイヤーが付いている
- ・三角のボディーがやや目立つ
アクアリウムに根強い人気を誇るアクロのトライアングルシリーズです。
赤色の波長が強く、水草育成の能力に優れています。
「トライアングル」の名前の通り、三角形のおにぎりのような形が特徴です。
ワイヤーも付いているため、水槽の上に吊るして使用することができます。
・「ショートヘアーグラスが育っています」
・「コスパ最強で満足!」
・「やや黄色っぽい光だが気にならない」
1万円以下という価格と、3000lmという明るさに満足している口コミがほどんどでした。
若干黄色っぽい光だというコメントがありましたが、気になるほどではなさそうです。
三角形の見た目が気にならなければ、購入してもよい製品です。
トライアングルシリーズは品切れになるほど人気です!
アクロ OVAL LED 600 BRIGHT
アクロ OVAL LED 600 BRIGHTはトライアングルシリーズの光量を保ちながら、さらに価格を下げた製品です。
特徴は次の通りです。
- ・今回紹介した製品で最安値
- ・吊り下げには対応していない
- ・やや黄色い光
今回紹介する製品の中では最安値の6000円台です。
明るさも3250lmなので水草育成には十分です。
・「薄型で置きやすくすっきりとしている」
・「思った以上の明るさで驚き」
・「水槽全体を明るくしてくれる」
・「やや黄色く感じる」
色温度が低めなので、やや黄色く感じる方もいるようですが、コスパのよさから満足しているユーザーが多いです。
3250lmで6000円台は他にないので、初めて水草育成をする方や追加でライトを購入する方はこちらがおすすめです。
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アクロ TRIANGLE LED VIVID 600
アクロシリーズの上位機種「アクロ TRIANGLE LED VIVID 600」です。
特徴は次の通りです。
- ・色温度が高く、白くきれいな光
- ・赤青の波長が多く水草育成が簡単に
- ・1万円を超え、やや高め
これまで紹介してきたアクロ TRIANGLE LED GROWとOVALは「やや黄色っぽい光」であるという口コミがありました。
このVIVIDは色温度の値が高く、白くきれいな光となっています。
その分、やや価格は上がりますが3450lmという光量を考えると安いくらいの値段です。
公式サイトでの比較でも、他の製品がやや黄色く見得るのに対し、左上のVIVIDは白くきれいに見えます。
・「このライトにしてから気泡が出てきました」
・「前景草もよく育ちます」
・「ようやく買えました!」
トライアングルシリーズは人気のため、欠品になってしまうことがあります。
在庫があるうちに購入することをおすすめします。
性能的にはVIVIDが1番おすすめです!
Chihiros(チヒロズ) LED WRGB2 60 ブラック
続いてChihiros LED WRGB2 60 ブラックをご紹介します。
特徴はこの通りです。
- 4500lmの圧倒的な光量
- アプリで調光・時間の設定ができる
- 価格は高め
このライトの大きな特徴は圧倒的な光の強さです。
「このライトよりも光が強いライトはない」と言い切れるほどです。
私も現在はChihirosを使っています!
アプリで光の量や色合いを自由に変えることができ、時間設定もできるのでタイマーも必要ありません。
しかし、高性能であるがゆえに価格は高いのが難点です。
・「中国製ですが品質がよく満足!」
・「とにかく明るい!」
・「明るすぎてコケが・・・」
明るすぎるため、そのままの状態で使用するとすぐにコケだらけになってしまいます。
そのため、アプリで80%の光にするなどして調整するとちょうどよいです。
赤系水草もキレイに育ち、性能は大満足ですが、価格が高いこととスペックが高すぎるところが考えどころです。
ただ、水草のことだけを考えると魅力的な商品なので検討してみてください。
価格を問わずとにかく明るいライトを購入したい方にはおすすめできる製品です!
まとめ:おすすめは「アクロ TRIANGLE LED VIVID 600」
5つの製品の特徴をお伝えしてきました。
1つだけおすすめするのであれば「アクロ TRIANGLE LED VIVID 600」をおすすめします。
理由は次の通りです。
- 赤系水草・前景草まで育てられる明るさ
- 約1万円という価格設定の安さ
- 色温度が高く白くきれいな光
水草を育てると、どうしても「赤系水草も育ててみたい」「緑の絨毯を作りたい」と難易度が高いものに挑戦したくなります。
その時にやはり3000lm以上あるほうが望ましいです。
しかし、4000lm以上となるとオーバースペックになってしまい、コケが生えてしまう可能性が高いです。
また、VIVIDは色温度が高く白色のきれいな光です。水草や熱帯魚も色が映えるので、どの水槽にも合わせることができます。
私も次はVIVIDを購入したいと思っています!
名称 | コトブキ kotobuki フラットLED ツイン 600 | アクロ TRIANGLE LED GROW 600 | アクロ OVAL LED 600 BRIGHT | アクロ TRIANGLE LED VIVID 600 | Chihiros LED WRGB2 60 ブラック |
メーカー | コトブキ | チャーム | チャーム | チャーム | Chhiros |
価格 | 11000円 | 9000円 | 6900円 | 13000円 | 25000円 |
lm(ルーメン) 光束 | 2550lm | 3000lm | 3250lm | 3450lm | 4500lm |
k(ケルビン) 色温度 | 9200K | 7200K | 7300K | 19500K相当 (参考値) | 記載なし |
消費電力 | 34W (2灯点灯時) | 29.4W | 20.1W | 29.4W | 67W |
LEDチップ | 記載なし | 33個 | 白26個 | 60個 | 60pcs |
特徴 | ・スイッチで色切り替え可能 ・フレーム有水槽も〇 | ・リフトアップ用ワイヤー付き | ・吊り下げ× ・コスパよし | ・フレームレス水槽のみ | ・アプリで調光、時間管理できる |
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